体のメンテナンスを考える

体のメンテナンスを考える 楽器のメンテナンスにお金や時間をかけるのはよく皆さんもやっている事ですが、身体のメンテナンスも重要です。音楽は楽器だけでなく演奏者が鳴らすものですしね。

1、怪我はできない。

よく言うのは「ドラマーは特に怪我が厳禁であるということ。身体の全パーツを使いますからね。弦楽器なんかは最悪片足くらい怪我していても音楽自体は成り立つかもしれません。ただし最高の状態であることにこした事はないのです。 ボーカリストは喉、大事ですよね。カラオケ行って喉壊した、なんてのはもってのほかです。

ただし「怪我をしない」なんてのは初歩の初歩です。「良いコンディションを作る」事が大事です。例えば「指先や喉は良い状態なのか」「各関節が滞りなく動くのか」などなど沢山の事柄があります。書き出したらキリが無いですが、楽器に注ぐのと同じ位身体にも気を使う事が大事です。

よく居ますよね?「機材買いたいからバイト入れまくってんねん」なんてやってて身体壊している人。こういう人は「良い機材」=「良い音楽」にすり替わってしまっています。「良い音楽は何か?」を考える事が大事ですね。良い音で寒いプレイを聞かされたくは無い、、、ですよね。

2、メンタル面もケアする

なんだかこんな事を書くと変な感じもしますが至って普通の事です。良い精神状態であることは大事ですよね。 勿論逆にギリギリの精神状態から産まれる音楽もあります。こういうものも好きなので必ずしも良いメンタルであるべきだ、とは言いませんが、大多数の音楽は良いメンタル状態で演奏する方がクオリティの高いものを目指せるでしょう。 ものすごく大きな悩みを抱えた状態では中々音楽に集中出来ないかもしれませんよね。

これは実は小さな部分でも関係してきます。十分に練習している事もメンタルのケアになります。「あ、次のコードなんだっけな」なんてドキドキしながらする演奏は嫌ですよね。これもメンタルのケアです。

良いメンタル状態でライブをするためには下準備が欠かせません。「家の鍵かけたっけ?」「ストーブ消したかな?」なんて気になるのと一緒です。 エフェクターの電池切れませんように・・・」「シールド調子悪かったけどなんとか持ちますように・・・」「弦古いけど切れません様に・・・」「あれ?携帯マナーモードにしたっけな・・・」

こういう状況は下準備次第で避けられます。

「ズボンが苦しいな・・・・・」なんてのもそうかもですね。新しい衣装にして本番前に着てみるなんてのは無しですね。

3、食事にも気を配る

腹が痛い!なんてのはもってのほかです。 別に高級な物を食べる必要も無いでしょう。バランスを取っていくと身体、メンタル両方にも良いでしょうね。 またライブの日ならどれくらいの時間に自分が食事をすればちょうど良いのかは知っておくべきでしょう。普段に何回も試してみても良いかもしれません。満腹の方がいい人も空腹の時がいい人もいるでしょう。自分にとって一番良いものを選択するべきですね。

 

などなど堅苦しい感じで書いていますが要は「楽器にかけるのと同じ位の愛情を演奏者自身の身体に注ぐべきだ」ということだけです。