キーボーディストが気をつけたいところ

キーボーディストが気をつけたいところ キーボーディストが気をつけるべきところを書こうと思います。 というか「こんなキーボーディストは嫌だ」みたいなもんかな。

・音色を適当にする

これ、結構多いです。勿論プリセットの音色も良いものが多いのでそれを使うのも良いでしょう。しかし曲やバンドカラーに合う音色をちゃんと探していますか?イコライザー1つでも相当聞こえ方が変わってきます。色々探したいところですね。ピアノと一口に言っても沢山の音色があります。オルガンなんかもそれ一つで曲の印象が随分と変わるものですもんね。

・タッチが雑、ワンパターン

クラシックピアノ出身の人は比較的タッチのバリエーションを持っていたりしますが、逆にハリのあるタッチが苦手の人が多いようです。バンドで使う場合、割と攻撃的なタッチの曲も多いです。これはバラードでもしっかり弾く曲が多かったりもするところに注意ですね。もちろん優しいタッチの曲も沢山あります。少なくとも一辺倒な弾き方では様々な曲に対応できませんし、曲中のニュアンスを表現する事もできません。

・機材に無頓着

ライブハウスの備え付けのキーボードで済ましてしまうのも良いかもしれませんが、ちゃんと演奏するなら自分の物を使いたいですよね。これはタッチや音色も含めて、です。どんな機材でも弾ける様にするのがミュージシャンですが、使い慣れた機材で最高のパフォーマンスをするのが仕事でもあります。仕事なんて書くと堅苦しいですがお客さんが一人でも居るのなら手を抜く訳にはいきませんしね。これはアマチュアだから・・・とか言い訳してはダメな部分だと思います。 どうしてもライブハウスや会場の備え付けのものを使わなければならない状態もあるでしょうが下調べは十分にすべきですね。 ライブハウスでは持っていくのが原則です。自分のバンドのギタリストが「今日は会場で借りてやるわ」とか言い出したらぶん殴りますよね?

そしてさらに多いのが「シールドは安物」「シールドは持ってない」などのパターン。音にこだわるのなら最後まで。なんならDIまで用意してても良いくらいです。

・コードの知識が無い

まあ、まず無いとは思いますが。初心者の頃ってバンドスコア見て弾いて・・・って感じになりがちですよね。んでクラシックあがりだと譜面は読めるものですからそれ以上練習しなくなったり。。。。以前に数人見た事があります。コードの知識は必要ですし転回する練習もしておくべきですね。

・リズム感が悪い

これは本当に多いです。リズムトレーニングをさぼっている人が多いのかな。なんとなくですが鍵盤の人は小さい頃から鍵盤楽器に触れている人が多いですよね。そうすると譜面には強くなる訳です。ここで譜面が読めるからリズムにも詳しい気分になってしまうようですね。シビアなタイム感は必要です。ツイートにもありますがライブでは結構鍵盤の音ってヌケてきます。そしてバンド練習では埋もれてしまったりします。こういうところを無いがしろにしている人が結構居ます。

トランスポーズを多用する

これは良くないです。緊急の時や鍵盤が専門では無い人が弾くのならまあ良いでしょう。白鍵だけを使えば弾けるんです、ってどんなんやねん。と思いますね。 耳が鍛えられてくるとCの場所を弾いて違う音が出ると気持ち悪く感じます。 初心者の人でもなるべくトランスポーズは使わずに練習すると上達が速くなりますよ。 できるだけ普通のアコースティックピアノなどで弾けるようにしておく事です。 過去に数回トランズポーズし忘れたまま鍵盤の人が演奏しだしてひたすら不協和音が鳴り響くライブに遭遇したことがあります。メンバーも気づいていたでしょうがそのまま一曲やっていました。とてもじゃ無いですが聞いていると吐きそうでした。耳を鍛えていない弊害もあるのでしょうね。

・自分の機材を理解できていない

説明書読むなり色々トライしましょう。知らなくても良い機能も沢山あるでしょうが自分の楽器くらい理解しておきましょうよ。恥ずかしい。。。。

・サステインペダルの踏み方が下手糞

手ばっかり練習してる人が稀に居るものです。いや、そんなわけないやろ!と思いますよね。居るんですよ。。。。。

 

と、まあ何やら色々書いてみましたが普通の鍵盤弾きは普通にやっていることです。初学者の方は是非参考にしてみてください