シールドの扱い方
シールドの扱い方 シールドの扱い方って意外と誰からも教わる事がなかったりします。乱暴に扱えば当然断線などのトラブルにつながります。大して難しいものではありませんし、どのパートも触る事があるものです。
・プラグ部分を落とさない
よく見かけるのがプラグの部分を床に落としてしまう人、ですね。プロのPAさんでも投げる方は居られますが、トラブルの原因になりやすい部分です。床に置く場合でもそっと置いてあげるのがいいですね。
・ねじれをそのままにしない
ねじれてグニャグニャになったまま無理矢理に八の字巻きをする人もいますね。また無理に引っ張って伸ばしてしまう人も居ます。ねじれは一度広げてからねじれている方向と逆側にねじっていくと簡単になおります。空中でくるくる回しても速いですね。この時にプラグがガンガン床に当たったりしないようにしましょう。どちらに回せばいいのか分からない時はとりあえず回してみます。解消していくかひどくなるかで分かります。
・プラグを汚れたままにしない
使っているとどうしても汚れていくものです。ちょくちょく拭いておくだけでいいです。接触部分が汚れている事は音質にも関わりますしトラブルの原因にもなりかねません。
・ゆるんだままにしない
プラグのゆるみをそのままにしない、ということです。当たり前の話ですが気づかない人も多いようです。
・八の字巻きで巻く、小さく巻きすぎない
八の字巻きはスタンダードな巻き方です。必ず覚えましょう。また、あまりにも小さい輪にすると断線の可能性が大きくなります。適度な大きさにしましょう。
・断線などで音が出なくなってもすぐに捨てない
プラグ部分の半田が取れているなどのトラブルで音が出なくなる事はよくあります。ハンダ付けくらいは誰でも出来ます。いざという時にも役に立つ技術ですので断線はチャンスだと思ってトライしてみましょう。
・弦楽器はストラップの部分を通しておく
これはシールドのためというよりは抜けてしまわない様に、の対策ですが一応。ここに関しては色々な意見ややり方がありますので理由がある人は直で差してもいいかもしれませんね。ただ突然抜けてしまうことなどはアンプにも負荷はかかります。特に理由が無い場合は通しておく方が無難でしょう。
細かなものも沢山ありますが一度参考にしてみてください。