音に集中する
音に集中する 音楽をやるときは音に集中したいものです。音に集中できると音で遊ぶ感覚もわかってくるように思います。バンドは合奏で個人プレイではないので。 スネアの位置にビッタリ合わせたりというリズム面のアプローチや、ソロに呼応していくバックなんていうアプローチもあります。
とはいえ、やっぱり目に頼ってしまうところってすごく大きいと思います。 特に初心者のうちは自分の楽器でさえも目で見なければできなかったりもしますよね。
まず最初にやることは
感覚で楽器を弾くようにする
というところです。感覚って別に適当に、っていう意味ではないですよ。 例えばアルペジオをするのにわざわざギターの弦見てるようじゃあダメですよね。
なんならコードチェンジなんかでも見ずに弾けるものです。これは楽器が身体に馴染んでいれば造作もないことです。また弦楽器はポジションの選択も大事ですよね。
あまりにもフレットが離れるポジションを見ずに弾こうとするとずれる確率は上がります。 もちろん耳で取れるんですが、最初は難しいですよね。
なのでポジション選択をしっかりした上で、感覚・触覚で楽器を弾くようにします。 ピアノは特に基礎練習を続けるとポジションを覚えてしまうものです。
またドラムも自分のセッティングをしっかりしていれば暗闇ででもちゃんと叩けますよね。
まずはここから。そして次に
自分のパートはすんなり出来るようにする
自分のパートにかかりっきりでは他の楽器とのコンビネーションなどは聞こえてきませんよね。自分に必死にならないようにしっかり練習をしなければなりません。考えなくても指が動く様にする、だとか、譜面を見ながらでも「次が何フレットで・・・」なんて考えずに弾けるようにしてしまうことです。
もちろん自分のリズムやグルーブはキープするので無意識に弾きましょう、ということではありません。
余裕を持つこと、が大事ですね。
目をつぶってみる
さてこの先が難題かもしれません。他人の音と自分の音を全部聞くわけです。
視覚がある状態だと最初は色んなものに頼ってしまったり、惑わされます。
そういうものは一切無視してみましょう。出てくる音だけ聞きたいわけです。
最初はミスなどは気にせずにやってみましょう。
最初のうちってなんか気恥ずかしいとか、ミスするのが恥ずかしいとか、どうでもいい感情があったりもするものです。正直要りませんよね、そんなもの。良い音楽をしてみることの方がよっぽど大事です。
部屋の照明を落とすでもいいです。恥ずかしさとか一切無し。自分が好きなようにリズムをとって、ノッて、練習してみてください。
そして音が一体になるように。
最初は単純な曲でやってみる
もちろん既存の曲でもいいです。が、4コードループの簡単な曲とか、ワンコードでのセッションとか、割と簡単な曲でやってみることをお勧めしています。
まずは「出来る」とか「楽しい」という感覚をつかむ方が先です。
面白くないと継続しませんからね。
じゃあこういう練習をやるメリットは?
- 音楽がより洗練されていく
- 照明が急に落ちるトラブルでも焦らない
- 耳が鍛えられるので耳コピなどでも時間が短縮されていく
まあ簡単に言うとこういうことですが他にも沢山のメリットがあります。
人の目を気にしないことでかっこいいパフォーマンスができるようになるかもしれません。
ぜひ一度チャレンジしてほしいですね。