ベースの基礎練習1

ベースの基礎練習1 さてベースの基礎練習です。基礎練習って言っても何をすればいいのか最初はわかりませんよね。そして教則本を見ても沢山の種類が載りすぎてて目移りしてしまいます。

基礎練習をして何をするのか?これはベースを弾くための筋肉を付けること(別に筋肉トレーニングは必要ありません)、そしてベースを弾く動きを身体、指に馴染ませること。ですね。

これと平行してベースの指板の音階を覚える必要があります。というかこの2点だけやっていればある程度の曲なら弾けるようになってしまいます。ある程度ってとっても簡単な曲だけという意味ではなくJ-POPならほぼ全ての曲、と言い換えてもいいくらいです。

では指の練習としての基礎練習ですが最初は

・クロマチック

・Cメジャースケール

の2つを始めましょう。

クロマチックとは何だ?という感じでしょうが、これは「半音ずつ」の動きだと思ってください。

ベースで練習する時は4弦5フレット(Aの音です)から、をオススメしています。これは単純に押さえやすいポジションだからです。4弦1フレットからをオススメされることもありますが1フレットってちょっとハードル高いんですよね。最初は良いフォーム作りも兼ねていますのでここからいきましょう。

まず4弦5フレットを人差し指で押さえます。このとき他の指は4弦の上(触れない程度の場所)に構えて置いてください。このまま1フレット1指で半音ずつあがっていきます。つまり中指で4弦6フレット、薬指で4弦7フレット、小指で4弦8フレット、です。このときに

・弾いている指以外も同じ弦の上で構えている

ことに気をつけてください。なるべくなら対応するフレットの上あたりに構えられると良いですが手の大きさ的に無理な人もいますので。むしろ小指で弾くときに人差し指が同じ位置にいようと頑張りすぎてフォームが崩れるほうが問題です。

さて4弦上が終わったら同じ動きを3弦上で行います。連続して2弦、1弦とやってください。

たったこれだけですが、手がバタバタしないこと、を考えてやっているととてもじゃあないですが速いテンポでは無理だと思います。最初は遅すぎるくらい遅く。テンポ60のクリックにあわせて、位で十分です。

もし左の手首が痛くなるようでしたらフォームが悪いと思ってください。多くの人は手首が前に出すぎていて痛いということがあります。自分のフォームとプロのフォームを見比べてください。どうですか?

これはなぜか。手の大きさではないんですね、これ。左手親指の位置に注目してください。手が痛い人は親指の位置がどの弦を弾いていても同じ位置にいますよね。プロはどうでしょう。微妙に動いていくんです。この位置を自分なりに探してください。まずは研究・観察です。

長くなりそうなのでここでこのエントリーは切ります。Cメジャースケールについて、そして右手の弾き方、音階についてはまた後ほど。