バンドを始める時に気をつけたいところ
まず、最初にバンドを始めるにあたって何をするか、というところですね。あんまり堅苦しい話ではありません。ここではメンバー募集からでは無くメンバーがそろっている状態を前提に話を進めます。
大体のバンドはヴォーカル、ギター、ベース、キーボード、ドラムのようなスタンダードな編成ではないでしょうか。
バンドを始めたときって「耳コピ」(音源を聞いてコピーする事)なんか出来ないので譜面に頼る事になるのですが、ここでやり方を間違ってしまうバンドが多いんですね。
音源を聞かない人が非常に多い!んですね
全く、ではないんですが20回前後聞いたから後は譜面にかじりつきで、という人が多いのです。
これは良くありません。まず誰かのコピーやカバーをするというのは、その音楽をコピーする、ことであって譜面を弾くということではないですよね。
なのに音源そっちのけで譜面を見てしまう。気持ちはとてもよくわかります。楽器を初めての時ってどうしたらいいのか全くわからないものです。なので頼るものと言えば「譜面」になってしまうんですね。
最初にすべき事、それは少しもどかしいことかも知れませんが譜面を見ながら音源を聞き込む、事です。
ベースを始めたての人はベースがどの音のものなのかも最初はわかりづらいと思います。だけどじっくり聞いて入れば必ずわかってくるものです。もし部活なんかでやっている人は先輩なんかに頼んで見本を弾いてもらってもいいかもしれません。
自分が弾く事を頭の中でまず組み立ててしまう。これが大事なんですね。
僕が生徒に教える時には1日10回は聞けるでしょう?と話をします。まずはそこから。移動中でも大丈夫です。5分程度の曲ですし、なんならポップスやロックは繰り返しのパートが多いですからね。一般的にはAメロ、Bメロ、サビ、Cメロ、これにギターなどのソロが入るくらいだと思います。あとはイントロですかね。
譜面を見ながら、は自分のパートが理解出来るまで、で良いと思います。理解が出来たら自分のパートを口で歌ってみる事。これも大事です。理解出来てるかどうかはここだと思いますね。
初心者のうちは絶対に手や足は思うようには動きません。動かない手を使って楽曲を理解するのは難しいですよね。でも口でしたらなんとかなると思います。
どうでしょう?そんなに難しい事ではないと思うのですが、一度騙されたと思ってやってみてください。圧倒的に巧くなるスピードが変わりますよ。
ちなみに僕自身は譜面を初見でも弾けますがちゃんとコピーする時は何百回でも聞いています。イメトレでも十分に練習になるんですね。この話はまた後日・・・。