楽器のメンテナンス

楽器のメンテナンス なんだかメンテナンス、なんていうと難しそうなイメージかもしれませんがそんなことはありません。もちろん弦楽器なら弦高調整くらいできるようになりたいところですが、最初はちょっと手を出しにくいですもんね。そういうことは追々やれるようにしたほうが良いですが、日常のお手入れは大丈夫でしょうか?

日常のお手入れといっても難しいことは言いません。

弦楽器にしろ打楽器、ボーカルでも何かしらの機材を使って練習しますよね。使い終わった後どうしてますか? 高校生やバンドの初心者を見ているとそのままケースに直してしまう人を多く見かけます。

これはあまりよくありません。 弦楽器なら楽器を触ったあとは必ず拭く癖をつけましょう。楽器用のクロス(布)は安く手に入ります。一枚あるととても便利ですね。それでまずはボディを拭いてしまいましょう。指紋や汗も一杯ついていますからね。

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最後は弦を拭きましょう。汗がついたまま放置するとすぐに錆びてしまいます。弦を拭く時は「フィンガーイーズ」などのスプレーをクロスに吹きかけてからその濡れた部分で弦をつまんで拭いていきましょう。キューキュー音がしてもそんなに不快な音でもないでしょう。

どうでしょう、たったこれだけの事をちょこちょこするだけでも最初はいいです。 こうやって楽器を大切にしているとそのうち弦高やオクターブチューニングなどが気になってきます。弦高やチューニングの話は他のページで書きます。

上に書いたことは打楽器や鍵盤楽器でも同じことです。メンテナンスの一歩目は綺麗にしてあげること、ですね。

軽音楽部なんかで共用のドラムを使っているところ程ドラムの掃除が出来てなかったりします。全員が少し意識するだけで楽器も長持ちし、いい音もするわけですね。

ドラムセットに関してはパーツの緩みがないか、などはこまめにチェックしましょう。緩くなったまま使い続けることが故障の原因になることも結構あります。

さて、後はボーカルですね。 マイクのお手入れはちょくちょくしましょう。マイクには口紅や唾液、タバコの煙、ほこり等様々なものが付着してしまいます。(ので、ボーカリストは自分のマイクを買うことをオススメしています。決して高いものではありません。定番のSM58などでも良いでしょう)

[amazonjs asin="B000GUBOYU" locale="JP" title="【国内正規品】 SHURE SM58SE ダイナミックマイクロフォン"] マイクのメンテナンスは拭くのはもちろんですが、実はマイクのグリル(丸いところ)は取り外しが出来ます。 水洗いで大丈夫なので、気になる時、時間があるときに洗いましょう。注意したいのは完全に乾いてからしか使用できない、というところだけです。

どうでしょう?簡単なことだと思います。こういうことを習慣としてやっていくだけで最初は良いでしょう。楽器を大事にすることが当たり前になってくると一歩踏み込んだメンテナンスへ行きやすくなります。

是非習慣にしてみてください。

 

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