ドラムの基礎練習
ドラムの基礎練習について ドラムの基礎練習ですが、まず道具は揃っているでしょうか? 必要な物はスティック、メトロノーム、練習パッド、ですね。キックの練習パッドとペダルも欲しいところですが最初は上記の物さえあれば大丈夫です。
さて、もう一点欲しいものがあります。出来れば教則本を一冊買いましょう。どんなものでもいいですが、できればドラムのパーツ名なども載っていて、なおかつ基本的な基礎練習の譜面が載っているものがいいですね。 どの楽器にも共通して言えることですが沢山の本を買ってすこしづつやるのは非効率的です。
本当に基礎となる練習を突き詰める、ほうが後々の成長が速いんですね。 これは学校の勉強などと一緒です。参考書をいくら買ったってあまり意味がないんですね。むしろ教科書を一冊やってしまうほうが効率が良いのです。
これなんかは基礎の譜面が沢山載っているのでおすすめです。
ここから練習に入るのですが、初心者に多いのがすぐ譜面に取りかかってしまう事ですね。面白いのでやりたい気持ちはわかるのですが、どちらかというとグリップ、そして叩くフォームを先に頭に叩き込んでしまいましょう。
本を見ると必ず載っているので割愛しますが、基本的ににはマッチドグリップで握るほうがいいでしょう。マッチドの中にも
- フレンチ
- ジャーマン
- アメリカン
の3種類がありますので好きなタイプを選ぶといいでしょう。 初心者にはフレンチがオススメですね。
さて、基礎練習の譜面をたたき出す前にグリップをして叩いてみましょう。利き腕でない側はとても振りにくいですよね?この違和感を取りながら練習して行く事が重要です。
右利きの人が左はフォームは崩れたまま難しいフレーズにチャレンジしている、なんて光景を見ますがそれは非効率的なんですね。 両手が同じ音、同じニュアンスが出せるようにしてしまう事が大事です。
また叩くフォームも大事です。シングルストロークと言ってただ一発ずつ叩く練習をしてみましょう。最初は目線までスティックが上がってくる様にします。ゆっくりやりましょう。叩いた後はパッドの上数センチでピタッと止めてみましょう。
どうですか?利き腕は出来てもそうでない方はチップ(スティックの先)はブレブレ、なんならちゃんと止まらない、という事はありませんか?
ドラムは両手が同じ様に動く事が基本です。できればどちらの腕も利き腕だ、と言えるくらいにトレーニングしたいとこですね。ここのトレーニングをしっかりやっている人は後々の伸び率が本当にすごいんです。こればかりやっていても面白くないので譜面にチャレンジしながらでも必ずこういった視点で自分を観察しましょう。
最近ならスマホで録画も簡単に出来ますよね。自分のフォームをチェックしてみてください。
ちなみに、利き腕じゃ無い方のトレーニングとして叩く事以外に「ひたすらスティックを手に馴染ませる」という練習も良いと思います。テレビ見ながらでも触っておく。これを続けるだけでも違和感はなくなって行くはずです。 是非チャレンジしてみてください。
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